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Overview


カリキュラムの方針

英文学科は2015年度からカリキュラムを一新します。面白そうな授業がたくさんある。選択の自由度が高く、いろんなことにチャレンジできそうな気持にさせてくれる。そのようなカリキュラムは、たしかに一見魅力的に映るかもしれません。選り取り見取りで授業を選択して、でもあるときふと気がつくと、そこに何の統一性も見いだせない、一体何を学ぶべき場所であるのかが見えてこない、こんなことでは、専門の学科に所属し、学んできた意味がないでしょう。英文学科は、ヴァリエーションの豊富さ、選択肢の多さで目くらましにするのではなく、学科の固有性を強く意識し、進むべき方向性を明確に打ち出した体系的なプログラムを提示します。

 

カリキュラムの3本柱

この新カリキュラムの背景にあるのは、次の3つの柱です。

 

  •  スキルクラスの重点化――従来2年間で終えていた語学のスキルクラスを4年間にわたって延長し、深化させる。
  • 履修の指針の明確化――3コース制(イギリス研究・アメリカ研究・言語研究)を導入し、必修科目の割合を増加することによって、取るべき授業を明らかにし、履修計画を立てやすくする。
  • 目標設定の強化――4年間かけて積み上げた英語スキルは、英語で行う4年次の必修ゼミを集大成とする。一方、専門科目を学んできた成果は、卒業プロジェクトとしての論文で結実させる。このふたつの学習の流れを、卒論の口頭試問における英語発表という形で融合させる。

 

カリキュラムの目標

英文学科ではこれまで以上に基礎力固めに力点を置き、それと連動して、専門領域における理解度の向上を図ります。英語を構造的に体系的に歴史的に文化的に学んでいく過程で、言葉の持つ力への、そして言葉を用いる人間の営みへの興味が、きっと芽生えてくるでしょう。英語英米文学を専攻することは、特定の専門領域に精通するということだけを意味するのではありません。いま、ここにいる私たちが、過去へ未来へとつながっていることを全身で理解する、そのために必要な歴史性への洞察力、抽象的な思考力、目に見えないものを想像する力――これらの力を養うことこそが英文学科の目指す理想であり、それを実現するための設計図が、この新カリキュラムです。

 

新カリキュラムで身につく力

新カリキュラムで身につく力

カリキュラムの構成

以上の考え方に基づき設計されたのが、下の図のカリキュラムです。この図は、各学年ごとに、スキルクラス、概論クラス、専門クラスをどのような順番で履修するのかを示しています。学年ごとに特徴を見ると、1年次には3つのスキルクラスと1つの概論クラスで、英語の運用力と知識を育てます。2年次では、2つのスキルクラスで引き続き語学力を高めると共に、概論クラスが本格的にスタートして専門領域の基盤を作ります。3年次になると、4技能統合型のスキルクラスで学術的な英語力を磨き、同時に特定のトピックに関する講義や少人数でのゼミで専門領域に習熟します。最終学年では、最新教育メソッドCLIL(内容言語統合型学習)での学習とチュートリアル(個別指導)による卒業論文の作成により、英語力と専門力の両方を完成させます。

 

基礎科目    ◊ 概論クラス   ◊ 演習   ◊ 講義   ◊ 卒業論文   ◊ 教職

 

新カリキュラムの科目構成と履修方法

新カリキュラムの科目構成と履修方法

上の画像をクリックすると大きな画面で見られます。

 

Interactive Curriculum Path

<対話型のカリキュラムパス>

The Curriculum Path Explained

“Start Prezi”をクリックしたあと、画面下中央右の矢印をクリックしてみてください。カリキュラム構成のイメージが見られます。