標記について、以下のごとく定める。
- 指導教員
博士予備論文を提出しようとする者は、本専攻に所属する専任教授(特別契約教授を含む)または准教授の中から指導教員を選び、その継続的な指導のもとに論文を作成しなければならない。遅くとも提出年度の4月までには指導教員を決め、当該教員の了解を得た上で、研究計画書の所定欄に記入して専攻に届け出る。
- 用語
博士予備論文は英語によること。
- 長さおよび書式
60 ストローク x 25 行を 1 頁として、50頁以上とする。書式の細部はMLA様式他、専門領域における学術論文の書式に従う。
- 要旨
博士予備論文には、2,000字程度の日本語による要旨を添付する。要旨には「1」で始まる頁番号をつけ、引証資料表の後に置く。要旨は論文本体の長さには算入されない。
- 締切および提出方法
締切は1月末日(休日の場合はその前日)、提出先は英文学科事務室、部数は3部とする。
- 口頭試問
口頭試問を2月の適当な時期に行なう。詳細は本人に直接知らせる。
- 中間発表会
博士予備論文を提出しようとする者は、その年度途中に開催される中間発表会で研究発表を行わなければならない。
- 博士予備論文審査基準
(1) テーマ設定が明確であること。
(2) 研究対象分野における過去の研究史を理解し、これを踏まえた上で発見された研究課題であること。
(3) 完成される課程博士論文が、顕著な独創性を持った知見を提示し、これにより学界に何らかの貢献をなすものであることを示すこと。
(4) 論文構成が的確で、論理展開が明確であること。
(5) 言語表現が的確であり、形式と体裁に関する規定が守られていること。
※ 3年後に提出予定である課程博士論文のThesis Statementと章構成が書かれていることが望ましい。当然のことながら、完成版の課程博士論文で多少の変更が生じることはかまわない。
- 事前審査委員会の設置
博士予備論文の「合格」を英米文学専攻会議で承認した後、英米文学専攻では、「事前審査委員会」を設置し、委員会を構成する主査、副査(1名から若干名)を決定する。
事前審査委員は、博士予備論文の合格からおよそ18か月後から32か月後にかけて1回から2回、課程博士論文執筆予定者より中間報告を草稿の形式で受ける。その草稿をもとに執筆者をまじえて事前審査委員会を開催し、論文完成のための指導と助言を行う。
(注1) 論文の作成に「ワード」を使用する場合は、標準的に設定された文書スタイル(ページ設定)を本専攻ホームページからダウンロードすることができる。
(注2) 論文の作成に「ワード」を使用する場合は、標準的に設定された文書スタイル(ページ設定)をダウンロードすることができる。
2014年4月1日
2016年4月1日改訂
2020年12月9日改訂
上智大学大学院文学研究科英米文学専攻