宮本 祐里(Yuri Miyamoto)
海外短期研修(夏期休暇中)
留学先:University of Cambridge (U. K.)
期間:2012年8月
私は3年の夏にケンブリッジ大学の夏期短期研修に参加しました。このプログラムでは、ケンブリッジ大学の在学生とともに、英文学、国際関係論、映画論などの専門科目を英語で受講します。授業を受けてみて印象的だったのは、学生が受け身の姿勢で講義を受けるのでなく、文学や映画のテクストに関して得られた新しい情報に対して、必ず自分自身の見解を主張することが求められたことでした。そのため、テクストに具体的な疑問を抱き、リサーチやディスカッションを通してそれに対する具体的な答えを見つけるというように、多角的な視点から論理的に考察する力を身につけることが出来たと思います。
また、寮での日常生活を通して異文化からきた仲間と情報交換ができたことは、異文化に溶け込みすぎるのではなく良い意味で自国を見直すきっかけとなりました。そして国際社会の一員としての責任も改めて感じることができました。
帰国後、私は就職活動を経験しましたが、その中で自身の将来像が全く見えなくなることが幾度もありました。そこで助けとなったのが、今までどのような経験をし、そこから何を得たのかということです。様々な世界に自ら飛び込み、そして身をもって経験したことは必ず将来に繋がる一本の道となります。その道が多ければ多いほど自分の可能性は本当に大きく広がります。今、少しでも興味があることに関しては、今、必ず動き出すべきです。